山形大学教職大学院
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学部長挨拶


山形大学地域教育文化学部を目指す皆さんへ

地域教育文化学部長 那須 稔雄

 現在,科学技術の急速な高度化に伴う国際化や情報化が進展し,少子・高齢化,福祉,環境問題など社会環境も著しく変化しています。これからの時代を生きる皆さんには,こうした事態に対応できる,総合的な「地域力」の形成が重要な課題となっています。

 例えば,地域のエネルギーや環境問題を考える場合も,深刻化する地球温暖化,生命維持装置としての母なる地球そのものの環境問題と関連づけて取り組まなければなりません。孤立した地域のことや地域の幸せのみを考えればよいというのではなく,今や多くの課題が全世界・地球全体と連動しており,広い視野と深い学識および実践力が求められているのです。つまり,“Think globally and act locally, but also act globally and think locally.”(世界的視野で考えてローカルに行動する。ローカルで考えて世界を相手に行動する)の発想が求められているのです。

 地域教育文化学部は,地域社会の「教育力の向上」をめざす地域教育学科,「文化力の向上」をめざす文化創造学科,および「生活力の向上」をめざす生活総合学科の三学科から構成されています。それぞれの学科は,教育,文化,生活など広く地域文化の活性化,安寧に人々が生活を営むことのできる地域基盤の創造に貢献できる人材の養成を使命としています。

 地域教育文化学部は,この使命を果たすために次のようなビジョンをもつ意欲的な人をもとめています。

  • 児童・生徒の成長に寄り添い,その可能性を伸ばすことを教職の使命と考えて
    意欲的に学習に取り組める人,
  • 音楽や造形,あるいはスポーツの分野で自分の技能や能力を磨き,
    将来その道で生計を立てたいと願う人,
  • 将来,国際交流の職種で活躍したい人,
  • 生活の基盤を形成する「食」や「住」,生活環境の分野で専門の知識や技能を
    習得し,その関連分野のエキスパートを目指す人,
  • さらには高度情報化社会の進展で雇用機会の拡大が期待される情報関連分野で
    専門職業人を目指す人。

 平成21年度には,大学院教育実践研究科(教職大学院)と大学院地域教育文化研究科の二つの新しい大学院が同時に発足しました。教職に係る高度な専門性と実践的指導力のある教員や,こころのケア,地域文化の活性化に寄与できる人材を育成することをめざしています。

 皆さん,それぞれの夢と志を,本学部で実現してみませんか。心よりお待ちしています。