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学部長挨拶

地域教育文化学部長

地域創生を担う学部として

地域教育文化学部長 出口 毅

 

山形大学地域教育文化学部には、前身である山形師範学校が設置された1878(明治11)年にまで遡る歴史があります。1949(昭和24)年、学制改革により山形大学教育学部となり、140年近い歴史において、一貫して地域の教員養成を担い、義務教育を中心に数多くの教員を地域に輩出してきました。その教育学部は、1980年代までの課程増設などを経て、1990年代以降、学部改組を重ね、2005(平成17)年には、地域の教育・文化の担い手を育て、地域の活性化に貢献する人材を育成する、地域教育文化学部へと生まれ変わりました。学部改革を重ねるだけでなく、同時に大学院(修士課程)の設置や学部附属センターの総合化など教育研究の高度化を図ることにより、これからの教育や文化の創生に貢献できる体制を整えてきたと言えます。

本学部の目的は、地域において「地域とつながる子どもの育成」と「文化的に豊かな人生」を支え、多様な人々・組織・団体をつないで地域の課題解決に取り組む人材を育成することです。これまで、本学部は地域教育文化学科の1学科に8コース、23プログラムを有していましたが、2017(平成29)年4月から、1学科2コースに再編し、人材養成機能を集約・重点化しました。地域の活性化や発展に資する人材養成という共通理念の下、入学後にコース内のプログラムを自ら選択し、そのプログラムを学ぶことで、優れた実践力を身につけることができます。また、このたびの学部改革では、児童教育、文化創生の2コースともに、大学院教育までを見通した、6年一貫教育のチャレンジプログラムを設けたことが特長の一つです。

私たちが日々暮らす地域社会では、確かな学習指導・生徒指導の力を基盤として、地域や家庭などと協力して、地域ぐるみで子どもの育ちを支えるチーム学校の一員としての教員、あるいは地域社会における文化的な豊かさの保持と健やかで安心な生活の維持に寄与する地域課題解決のスペシャリストが強く求められています。学生のみなさんが、これらの要請をしっかりと受けとめ、より良い解決をめざして他者と協働し、自らの専門性を発揮して未来をひらこうとする人間へと成長してくれることが、本学部の人材養成の目標です。

私たちは、学部の伝統である総合性・実践性が、学校教育を担う教員の養成においても、地域の文化と社会に関わるさまざまな課題を解決できる専門的職業人の養成においても、みなさんの学びに効果的に機能するような教育研究を行っています。また、地域教育文化研究科と教育実践研究科の2つの大学院、そして養護教諭特別別科とも一体となって運用することで、みなさんの夢や未来を応援していきます。

地域に根ざして、地域社会の教育や文化の創生に専門性を追求し、知を実践へとつなぐことを通して、地域創生の中核を担う学部が、私たちの山形大学地域教育文化学部です。

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