学びのフォーラム 高校生・大学生・社会人による合同ゼミ 第1回(12月1日)報告

2018 年 12 月 1 日、「学びから教育を問う」を主題に、高校生と大学生、社会人の合同ゼミナールの第1回を開催しました。当日は、高校生が44 人、社会人が8人、大学生が18人参加しました。参加高校は、山形東高校、上山明新館高校、谷地高校、長井高校でした。

合同ゼミのテキストは、認知心理学者の佐伯胖東大名誉教授の『「わかり方」の探究』(小学館)です。第1回は、「できる」とはどういうことかについて、テキストをもとに話し合いました。たとえば、「できる」ためには基礎が大切だと言われます。しかし、学んでいる当事者には、それがどうして「基礎」であるかがわからない場合が多いです。「基礎的事項を学ぶこと」と「基礎であることを理解すること」の関係はどうなっているのか。参加者は、テキストの文章を、シチューづくりや二次方程式など自分たちの経験を重ねてなんとか納得しようと話し合いを続けました。高校生からは、次のような感想がよせられています。

  • ゼミを受ける前にテキストを読んだときは内容をうまく理解できず、中にはこんな当たり前のことをどうしてこんなに深く考えようとするのかというのもありました。しかし、ゼミを受けて自分なりの考えも持てたし、今まで深く考えてこなかったことにも疑問が生まれて自分の視野が広がったと思います。

  • 頭がパンクしそうなほど考えたり話したりしました。ただ難しいのではなく、少しずつ解ける「わかった!」がたくさんありました。今日、分かったことを日常でもできるようにしたいし、他の大人や友人達にも広めたいと思います。来週から授業の受け方が変わるかもしれないと、今思えるほど、多くの意見にふれることができました。
  • 今後、12月9日(日)に第2回、12月 16日(日)に第3回を予定しています。第3回には、テキストの著者の佐伯胖名誉教授をお招きして議論に加わっていただく予定です。

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    コーディネーター 森田智幸准教授
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