児童教育コース1年生を対象に学部導入セミナーを実施しました。
4月15日(土)基盤教育1号館において、児童教育コースの1年生対象に、教師を目指す学生が大学で学ぶ目標を明確にし、主体的に学習や活動に取り組めるようにすることを目的として学部導入セミナーを実施しました。初めにオリエンテーションを行った後、「学習観の変化と大学での学び方」と題して、現在改訂が行われている次期学習指導要領の学習観がこれまでとどのように変わったのか、それを踏まえて大学でどのように学んだらよいのか、について講義を行いました。そして、学生同士のグループ活動を円滑に進めるために初対面の緊張をときほぐすアイスブレイキングの活動を兼ねて背中につけた動物の絵を互いにジェスチャーで教え合って同じ絵のグループを探す構成的グループエンカウンターの活動をして1・2校時を終えました。
3・4校時は、「ファシリテーター入門」と題して、ホワイトボード・ミーティング®認定講師で山形市立みはらしの丘小学校教諭の高橋章先生を招いて、将来、教壇に立った時の授業や学級経営にも使えるミニホワイトボードを使った活動やオープンクエスチョンの練習を行いました。最後には、ペアでファシリテーターを交替しながら「どんな先生になりたいですか?」「これから大学生活をどんなふうに過ごしたいですか?」という質問への回答を、オープンクエスチョンを使って引き出すホワイトボード・ミーティング®の演習をしました。
5・6校時と7・8校時は、児童教育コースで取得可能な小学校教諭免許以外の8つの免許・資格についての理解を深めるため、学生は各教室に分かれて興味関心のある2つの免許・資格についての講座を受けました。
この授業を通して、学生は児童教育コースには学生がよい教師になれるよう支援する、さまざまな専門分野の大学教員がいることを知り、同じ目標を持つ仲間とともに4年間の大学生活により具体的な目標を持って取り組んでいくことができるようになっています。
次回の学部導入セミナーは5月13日(土)に実施します。





