「生活やものづくりの学びネットワーク山形研修会」を開催しました。

12月22日(日)に生活やものづくりの学びネットワーク山形研修会を山形大学地域教育文化学部にて開催しました。参加者は一般22名、大学生9名です。

2010年に設立された当ネットワークでは、子どもたちにとって魅力ある授業を展開するために、授業実践に関する研修を定期的に行っています。山形サークルはこれまで家庭科教育に関する研修を主に行ってきました。今回は二部構成で、前半に学部4年生の卒業研究中間発表会(ポスター発表)、後半に味わい教育をテーマに、講演並びにワークショップを行いました。

前半の食環境デザインコース4年生の卒業研究ポスターセッションは、一般参加の皆様からも関心を持ってお聞きいただきました。質疑応答が活発に行われ学生たちの励みになりました。参加の皆様に御礼申し上げます。

後半の講演&ワークショップは、講師に大村恵利先生(横浜国立大学 教育学部 専門教諭 食育担当)をお迎えしました。大村先生は、これまで特別支援学校等で「味わい教育」を多数実践されていて、講演では子どもたちが自分の様々な感覚を使って味わう活動の意義や効果等についてお聞きしました。ワークショップでは実際にアーモンドや温海かぶ、数種の蜂蜜を試食しました。中でもかぶに蜂蜜をつけて食べることに驚きながら、体験したことのない味わいに意識を集中しました。それらを味わった感想をグループで話し合い、互いに共感したり他者の感想を受け止めたりすることを体験しました。「好きな香りとその理由」をテーマに自己紹介し合う活動も大変盛り上がりました。大村先生から味わい教育の具体的な方法を教えていただきながら行った演習は、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

今回の研修会は、家庭科の他に栄養教諭の先生方や山形市消費者連合会からのご参加もいただき、講演後の交流も活発に行われました。

参加者からの感想をご紹介いたします。

  • 自分の味覚に向き合えた貴重な時間になりました。食育として新しいアプローチの仕方を教えてもらい、ぜひ学校でも実践したいと思いました。
  • 味わい教育を初めて知ることができました。家庭科の授業としてはもちろんのこと、人として成長するという意味で大切なことだと思うことができました。
  • 味わい教育とても良かったです。言葉の大切さ痛感します。
  • 味わい教育の魅力を改めて感じる機会となりました。実践もあり、とても分かりやすかったです。
  • カブに蜂蜜を付けて食べるという考えがなかったので、新しい食べ方を発見できた。自分も園児と関わるときはなるべく否定しないように気を付けているが「ほめない」理由を聞いてその通りだと思ったし、今後その点に気を付けていこうと思う。
(文責 生活やものづくりの学びネットワーク山形事務局 石垣和恵)

講師 大村恵利先生

味わいワークショップ(温海かぶと蜂蜜)

参加者による触感体験

五感で表現する

「味わい」を語り合う参加者


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