幼稚園・中学校・高等学校・特別支援学校教諭になるために

本コースでは、卒業要件とはしていませんが、中学校教諭一種免許状(国語・社会・数学・理科・英語)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・数学・理科・英語)、幼稚園教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種(知的障害・肢体不自由・病弱の3領域すぺて)免許状のいずれかを取得することができます。

幼児教育

 

「幼稚園教諭一種免許状」を取得するために必要な科目は主に2年次から開講されます。 そのうち「保育内容」という授業科目は、「健康」「人間関係」「表現」「言葉」「環境」という、『幼稚園教育要領』における「五領域」に焦点を当てた授業内容で構成されています。4年次には附属幼稚園での2週間の教育実習で子どもたちとかかわりながら、子どもの遊びや学びと教師の支援について学びます。

中学校/高等学校教育

例えば、英語の中・高等学校教諭を目指すには、1年次に「教育原論」「教職論」など基礎的な教職科目を履修します。2年次から3年次にかけて教育実習の基礎を学び、指導法(英語科教育法)や教科の科目(英語学、英米文学、コミュニケーション、異文化理解)の概論を学びます。4年次は中学校で教育実習を行い、教職と教科の科目についてさらに理解を深め、「教職実践演習」で全体のまとめをします。

特別支援教育

この分野では、講義と演習を通して、支援が必要な子どもたちに「必要なときに、必要な分だけ、適切に」支援や指導ができるようになることを目指します。分野内の所定科目を履修することで特別支援学校教諭一種免許状(知的障害・肢体不自由・病弱の3領域)が取得できます。また、より実践力を高めるための活動も大学教員と一緒に行います。

 

先輩!いま何を学んでいるの?

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子どもたちに「学びが楽しい」という感覚を教えたい。

宮城県仙台二華高等学校出身

上林エレナさん

私は「教職の魅力創造プロジェクト」という山形大学と地域の学校が連携した取り組みに参加しています。高校生との合同ゼミナールや恩師への聞き書きプログラムなどの活動を通して、学校という学びの場や教員の魅力を発見し、小学校教員になることが目標になりました。

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