本学部では、いわゆる「学校ボランティア」として様々な取り組みを行っています。
まず、平成17年度から山形市教育委員会と連携し、「スクールサポーター事業」を実施しています。同事業は山形市立小・中学校に本学部学生を「スクールサポーター」として派遣し、「一人一人の子どもへのきめ細かな指導支援や各学校が必要とする諸活動等への支援活動を行い、各学校の教育活動の充実を図る」ことを趣旨としています。毎年山形市内の小学校に20人以上の学生が、中学校に10人以上の学生が配置され、週1回(4時間)を原則として、多様な支援活動を実施しました。なお、同事業への参加は一定の要件を満たすことにより、「教育臨床体験(教育ボランティア)」の単位として認定されるものとなっています。
加えて、山形市総合学習センターにおける「体育ボランティア」「サイエンスキッズクラブ」事業、本学附属幼稚園・小学校・中学校においても多くの学生が学校ボランティアとして、子どもたちへの個別・多様な教育支援に当たっています。なお、附属中学校では平成23年度より配置されている「メンタルケア・コーディネータ」等と一体となってメンタルケア・ボランティアとして教育支援にあたっています。
参加学生においても、活動を通して児童生徒理解を深め、接し方を学ぶなど、貴重な学びの場となっており、大きな成果が得られています。