4年間の学び(芸術文化創生プログラム(音楽))

学生インタビュー(芸術文化創生プログラム(音楽))

プログラム:芸術文化創生プログラム
取得した資格など:中学・高等学校教諭一種免許状(音楽)、社会教育士(養成課程)称号
卒業後の進路:教員(私立学校)

①大学・学部を選んだきっかけは?

かねてから音楽科の教員になることを志しており、音楽の専門性を高めつつ教員になるための勉強もしたいと考え、山形大学への入学を決意しました。山形大学は、音楽大学でも教育大学でもなく、音楽と教育の双方から学べることが、私にとって大きな魅力でした。

②学部・コースのおもしろかった授業は?

「声楽応用演習」という授業では、1年後期に履修した「声楽基礎演習」で教わった基礎的な内容に加え、呼吸やフレーズについて曲の実践を通して教えていただきました。音楽科の教員になる上で声楽は必須事項ですし、声楽の先生から教わった「音楽に息を乗せる」ということは、専攻のピアノにも活かすことのできる深い学びでした。

また、「総合舞台芸術実践演習」という授業では、ピアノ専攻生としてオペラの伴奏をさせていただきました。まずはオペラのストーリーや歌詞の意味を自分なりに勉強し、次に演者や指揮者の方と解釈を共有し、考えが及ばない点については先生にご助言いただきました。オペラを通して様々な意見を交わし、創り上げていく過程が非常におもしろかったです。

③4年間を振り返って

多くの出会いに恵まれていた4年間だったと感じます。先輩、後輩や同期のメンバー、先生方、教育実習先の先生方や生徒たち、短期留学で繋がった全国の友達、アルバイト先など、何か新しいことに挑戦しようと踏み出した時に、支え励まして下さった方々のおかげで成長することができました。

折り返しの2年間では、世界的なパンデミックの影響で思うように活動できないこともありました。しかし、これまで当たり前だった日常のありがたさやお客様の前で演奏できることの喜びは、一層増したように感じます。

④未来の後輩(入学を考えている高校生)にむけて

大学生活は、自分自身のライフスタイルを自由にデザインすることができます。メリットも多い反面、自分から行動しなければ無為に時間を過ごしてしまう可能性があり、責任も伴うと私は考えています。文化創生コース芸術文化創生プログラムの音楽の手厚い指導と実践的な学びを通して、私は様々なことに挑戦する機会に恵まれ、応援してくださる多くの方々と出会いました。私にとって、音楽の専門性を高め教員になるには非常に適した環境でした。山形での豊かな出会いと学びが、次のステージへの原動力となることでしょう。

学生時間割(例)

芸術文化創生プログラム(音楽)