地域教育文化学部3年次の授業科目である「フィールドプロジェクトC4(食育・地産地消推進プロジェクト)」において、やまがた食育・地産地消ガイド2022&2023を制作・発刊しました。
これまでに2020と2021を発刊してきましたが、昨年度は費用の面から発刊できませんでした。今年度は、「公益信託荘内銀行ふるさと創造基金」様より助成をいただき発刊することができました。
主な内容は、①山形県の地場産の食材や食品(蕎麦、だだちゃ豆、さくらんぼ、平田赤ねぎ、うまいたれ、青菜漬け)を使ったレシピ紹介、②地産地消に取り組むお店紹介(インタビュー)、③米沢の「かてもの」文化について(特集)、④華のある郷土料理(特集)、⑤食育ワークショップについて(活動紹介)となっています。本活動を通して学⽣⾃らの⾷育や地産地消に関する知⾒も深まりました。⾷育の重要性が⾔われている中で、⼤学⽣を中⼼とした若い世代が郷⼟料理や地域の特産⾷材についての情報を発信することによって、これまで関⼼を⽰していなかった同世代の⼈たちに少しでも興味を持ってもらうきっかけを作ることができれば幸いです。
今後山形県内で配布予定ですが、その他希望者には、送料⾃⼰負担にて無料で配布いたしますのでご活用いただければと考えています。近年、持続可能な開発⽬標(SDGs)の達成に向けた活動が多く⾏われている中で、⾷育活動も、SDGs の達成に貢献できるものだと考えられており、注⽬されています。本学のYU-SDGs EmpowerStationへも本活動を登録しています。今後、様々な関連団体との連携を模索したり、ご寄付をいただきながら本活動を継続し、SDGs の⽬標達成への貢献ができればと考えています。
詳細は、学術研究院 准教授 楠本健⼆(栄養学/地域教育⽂化学部担当)
TEL 023-628-4464またはE-mail. kusumoto@e.yamagata-u.ac.jpまでご連絡ください。