お知らせ

2024-01-29 11:56:00

1月19日(金)に、山形大学地域教育文化学部・山形県教育委員会連絡協議会を開催しました。

当日は、県教育委員会から髙橋教育長をはじめとする12名の方の出席及び山形大学から地域教育文化学部長附属学校運営部長等18名が出席し、山形県下の教育の発展と教育水準の向上を図ることを目的として連絡協議会を開催しました。

はじめに、中西地域教育文化学部長から、文部科学省委託事業「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」や県内の教員志願者を増やすための新たな取組み等について、今後も県教育委員会の連携や支援を賜りたい旨挨拶の後、髙橋県教育委員会教育長から、本日の協議会を教員の確保や資質向上策等の課題に対する有意義な意見交換の場としたい旨挨拶がありました。

会議上では、地域教育文化学部、附属学校、県教育委員会から提案された議題に沿って、大学と県それぞれが取り組む活動内容や、その活動における大学と県との連携、教育現場を巡る課題への対応等について活発な議論が行われました。

最後に、大学と県が連携し今後も様々な教育課題に取り組んでいくことを確認し、一時間半に及ぶ会議は閉会しました。

2024-01-26 14:39:00
山形大学地域教育文化学部文化創生コース及び大学院社会文化創造研究科芸術・スポーツ科学コースでは、東根市公益文化施設まなびあテラスおよび、山形県立図書館にて「卒業・修了研究作品展2024」を下記日程で開催する運びとなりました。
まなびあテラス会場では、美術系ゼミ所属の学部4年生2名と大学院2年生2名が、卒業・修了研究として制作した作品を展示いたします。テンペラ技法を用いた絵画作品、モリカズ様式を参考とした絵画作品、グラフィックアート、槇島箒とその周辺を主題としたアート作品など約40点が並びます。217日(土)には出展者が作品制作の意図を解説するギャラリートークを開催予定です。県立図書館会場では美術系ゼミ所属の4年生4名が卒業研究作品として制作した立体作品約8点を展示いたします。
学生生活の中で培った知識や技術、経験を活かした学びの集大成といえる作品展になっております。作品に表れたそれぞれの個性を感じ取っていただければ幸いです。
 
【卒業研究作品展 開催情報】
まなびあテラス会場
⽇時:2024210⽇(⼟)〜19⽇(⽉)9:00~17:00 ※2⽉13⽇は休館
ギャラリートーク 217⽇(⼟)13:30
場所:東根市公益⽂化施設 まなびあテラス 市⺠ギャラリー
999-3730 ⼭形県東根市中央南⼀丁⽬7-3
入場無料 
Twitter:@yamadai_sotuten
Instagram:@yamadai_sotuten
 
県立図書館会場
⽇時:202426⽇(火)〜20⽇(火)9:00~20:00 ※218日、19⽇は休館
場所:遊学館1階 山形県立図書館
990-0041 ⼭形県山形市緑町一丁目2-36
入場無料
 

お問い合わせ

⼭形⼤学卒業・修了研究作品展2024実⾏委員会

メール:sotuten2023@gmail.com
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《大漁の帰路》岡田千瑛莉1530×1170mmテンペラ,油彩

 

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《横 前 後》Illustrator黒田美玖

 

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《柄の習作 くびりと中抜きによる円錐形》土屋花音各約150×90×30mm(2点組)稲藁,綿糸

 

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《食事》大泉有理紗333×242mm赤鉛筆,アクリル絵具,クレヨン・パネル

 

まなびあテラス会場に展示予定の作品(一部)

 

 

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県立図書館会場に展示予定の立体作品(一部)

 

 

 

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2024-01-26 11:17:00

 令和5年度「第6回学びのフォーラム」を123日、9日、17日に開催しました。(主催:大学院教育実践研究科・地域教育文化学部、後援:山形県教育委員会)。

 今回のフォーラムでは、これまでに引き続き、「学ぶとはどういうことか」を主題に、高校生・大学生・社会人 の合同でゼミナールを行いました。平成 27 年度から、高校生と大学生を対象とした合同ゼミナールを始めて、 今回9回目になります。今年度は合計115名(高校生44人、大学生24人、社会人47人)の方に参加していただきました。参加した高校は、次の11校でした。東桜学館高校、寒河江高校、山形東高校、山形西高校、山形北高校、長井高校、南陽高校、米沢中央高校、札幌日本大学高校、聖ヨゼフ高校、佐賀清和高校です。一般参加者の中にも、福島、宮城をはじめ、大阪府等、県外からも多くの方々に参加していただきました。

 3回目1217日(日)には、テキストの著者である佐伯胖氏(東京大名誉教授)をお呼びして、テキスト第3章「『遊ぶ』ということの意味」の節を読み、「学び」と「遊び」の関係について考えました。
 今回話題になったことの一つに、遊びの自発性があります。遊びとは自発的なのか。それぞれのグループで、夢中になった遊びの経験を具体的にたどってみると、遊ぶという経験は自発的とは言い切れない過程があったことが見えてきました。佐伯氏からは、幼稚園の子どもが遊びの中で使う「いいこと思いついちゃった」という言葉のおもしろさを紹介していただきました。その活動に参加している中で、思いついてしまうことが遊びという活動を展開している。この展開を説明するには「中動態」の語り口が必要であることが提起されました。「中動態」は「能動態」でも「受動態」でもない、私たちが日常的に使っている語り口です。「見る」「見られる」ではなく、「見えてくる」。「する」「される」とは違う「してしまう」世界に注目する魅力があります。「勉強」は「する」「させる」世界ではなく、「勉強になる」もの。
 高校生からは、「遊び」の重要性は分かりつつも、普段の学校生活ではなかなか難しい、どうしたらいいか、という率直な悩みも投げかけられました。佐伯氏からは、J.デューイが、著書 How We Think の中で、遊び心 playful と真剣さ seriousness は同時に成立しうるだけでなく、それが最も理想的な状態であると述べていることも合わせて紹介されました。

 やりとりの中で、本フォーラムの中でつくられた方程式も共有されました。佐伯氏の著書には、「勉強=学び―遊び」という方程式が出てきます。この方程式は現代社会における学び、遊びに対する批判としては成立していても、高校生の学校生活にとっては何ができるか探るには難しいものがあります。その中で見つけ出したのが、移項するという考え方です。「学び=勉強+遊び」。私たち一人ひとりが、真面目心と遊び心を同時に追求することが、よりよく学ぶ一歩になる可能性がある。

 それぞれどのような工夫ができたのか。来年度またフォーラムでお会いしましょう。

 

以下、参加者の感想の一部を紹介します。

【高校生】

・遊び心とまじめ心が同時に併存するんだという新たな発見がありました。「勉強」、「学び」、「遊び」はそれぞれ、まったくの別物だと思っていましたが、その3つがあって、それぞれが成り立つのかなと思いました。今日気づけたことを将来に生かせるように、自分の希望する職業に就けるようこれからの勉強を頑張っていきたいです。とても充実した時間でした。
・教育について生徒の立場から考えることができて面白かったです。現職の先生が思っていることも伝えていただいて、普段ではありえない不思議な関係で、本音で話せて、これから生徒としてはどうしていこうかとも考えられて楽しかったです。ありがとうございました。
・「遊ぶ」ということを深く考えることはなかったし、それを様々な立場の人と意見を交わすことができていい経験になりました。どうしても教師になりたい!という背景には「教える」という概念がついてしまい、どうしたら人に伝わるかなどを実生活で考えてしまいますが、〇〇させるという使役動詞は使うべきではないのかなと感じました。また、学びの背景には遊びが、遊びの背景には学びがあるべきなのに、気づいたら高校では勉強することが中心になっていて、いつからそうなったんだろうとも考えさせられました。大学生の方や教師の方と話して、自分とあまり歳が変わらないのに、考え方や言葉がすごくて、自分も頑張りたいというモチベーションになりました。ありがとうございました。 

【大学生】

・現職の先生方とも、教師として子どもと接している中でのエピソードも交えながらお話を伺えたのが非常によかったです。「遊び」や「学び」については、私の中で答えを見つけられませんでした。遊びも、学びを進める上では大切で、遊び心とまじめ心を行ったり来たりすることで学びがどんどん深まっていくのかなというイメージが湧きました。授業においても子どもが遊び心を抱きながら夢中になって取り組んでいくことは理想的だと感じつつも、非常に難しいと思いました。「遊び」の観点からも、授業のあり方や教師のあり方について、もっと考えていきたいです。

【社会人】

・とてもエネルギーをもらった時間でした。教員1年目ということで毎日生きることに精いっぱいで大学院の時に学んだことを忘れていっている感覚がありました。こうやって佐伯先生の本を読んで語り合うことを通して、大切なことを思い出すことができました。今日いただいたパワーをつかって明日から仕事がんばります。
・教師の役割を考えさせられた時間でした。教えなくても子どもたちは自分たちで学び合っていく。そんな姿を求めて私自身も楽しみながら追究していきたいと思います。振り返ると、子どもたちが「今日の授業おもしろかった!深かった!もっと自分でやりたい!」と言い出すときは、互いの発言や姿から授業が進んでいる時だとやはり思います。高校生の話からも仲間とつながって学んでいる時が楽しいという話がありました。そんな生徒の姿を目指していきます。ありがとうございました。
・「教師」をおもしろがってやることを目指します。教員不足を解消するためには、働き方や給料を改善することが今まで一番大切だとおもっていましたが、「教師の魅力」をいろんな人に伝えていく、そして、私たち教師が魅力ある人物になっていくようにしたいと思います。

 

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2024-01-17 10:00:00

本学部で開講されている「芸術アウトリーチ基礎」。前回の附属幼稚園にて行われたオペレッタ「山の音楽家」に続き、最終回は129日(土)に山形大学文化ホールにて、みなさんにリクエストをいただいた曲でコンサートを行いました。

 最初に全員で、水戸黄門のテーマ「ああ人生に涙あり」を演奏し幕を開けました。声楽ソロによる、あいみょんの「愛の花」、トロンボーンソロで秋川雅史の「千の風になって」やクラリネットソロでback numberの「アイラブユー」などを演奏しました。原曲とはまた違う雰囲気の音楽を楽しんでいただけたのではないかと思います。

 
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全員で水戸黄門を演奏してオープニング

ボーカルとピアノでスピッツの「スカーレット」、ピアノソロでYUIの「グロリア」、オーボエとピアノできゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」やアンサンブルで「ゆずメドレー」を演奏しました。口ずさみながら聴いていただき、会場にいる全員で一緒に楽しむことができました。

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アンサンブルで「ゆずメドレー」演奏

最後は、「若人の歌」「フレア」の2曲を合唱しました。リズムに乗って楽しそうに聴いてくださり、出演者一同本当に楽しく歌わせていただきました。

アンコールのお声かけもしていただき、会場にいる全員でSMAPの「世界に一つだけの花」を合唱しました。体を揺らしながら歌ってくださったり、踊りながら歌ってくださったりと、とても楽しく音楽で触れ合うことができました。

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お客さんも一緒に全員で合唱

最後に、コロナ禍が開け、久しぶりに対面の形で演奏会ができたこと、心から喜びを感じております。なかなか演奏の感想を直接いただく機会がない中で、たくさんの嬉しい言葉をいただき、これからの励みになりました。演奏を聴いてくださった皆様、ここまでたくさんの準備をしていただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。今回、ありがたく頂戴したお言葉を大切に、これからもより良い音楽をつくり上げていけるよう、日々努力してまいります。

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終演後に全員で♪

そして、4公演を通して、たくさんの皆様に感謝申し上げます。

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