2024-11-12 17:00:00
清々しい秋晴れの9月29日(日)、小白川町二区南自治会の避難訓練に学生企画を共催しました。これは昨年度から開講したフィールドプロジェクトE5防災とまちづくりの授業(担当教員:小酒井貴晴、熊谷誠、石垣和恵)での取り組みです。
小白川町二区南自治会様の避難訓練は、8時30分大地震発生を想定したものです。学生たちは地震発生後避難場所のあこや公園に移動し、その後自治会役員の方々に協力して避難通告を行いました。次に住民と一緒に初期消火訓練を行いました。ひときわ大きい声での火事ぶれは、住民の皆さんに好評でした。
続いて山形市指定避難所である山形大学体育館まで移動したのち、厚生会館にて学生企画の「クロスロードゲーム」研修会を実施しました。クロスロードゲームは、本授業担当教員である熊谷誠先生が「教員になるための学校防災」(児童教育コース必修)ならびに「地域防災論」(文化創生コース必修)で紹介した学習内容を住民研修会用に抜粋・編成し直したものです。次の4問をイエスかノーか考えてもらいました。第1問「めったに災害なんてこない。それでもお風呂の残り湯水をためておくか」、第2問「未避難の家族を探しに行くか」、第3問「避難所にペットを連れて行くか」、第4問「安全な地域づくりとわが家の耐震化、どちらを優先するか」です。短時間での話し合いが住民の皆さまの協力で活発に行われました。最後は自治会の皆さまと一緒に芋煮汁をご馳走になり、役員反省会にも参加させていただきました。