12月8日(土)、本学部文化創生コースの授業「芸術アウトリーチ基礎」の一環で「山大生による冬の音楽会2024」を山形大学文化ホールにて開催しました。
今回のアウトリーチでは「デイサポートセンターじゃんぷ」の皆さまからリクエストしていただいた曲を本学生が様々な編成で演奏しました。
曲目は『アイドル』『Bring-bang-bang-born』といった2024年に流行したものから『少年時代』『ザ・ドリフターズメドレー』といったどこか懐かしさを感じる曲まで。幅広いジャンルの音楽を多彩な楽器の音色を通して楽しんでいただけたのではないでしょうか。
ピアノ連弾『アイドル』
管弦打楽器11重奏『ザ・ドリフターズメドレー』
アンコールのお声がけもいただき、最後に演奏した曲は「オレ!(O le!)」といった掛け声でお馴染みの『マツケンサンバ』。なんと、演奏だけでなく『マツケンサンバ』の踊りも披露しました。
『マツケンサンバ』踊り練習風景
慣れない踊りに苦戦しましたが、限られた時間を使って懸命に練習した甲斐もあり、本番は大盛況のうちに幕を閉じることができました。「デイサポートセンターじゃんぷ」の皆さまの中には一緒に踊ってくださった方もおり、会場がアットホームな雰囲気に包まれました。
ホールにて集合写真
本演奏会をもちまして、今年度の「芸術アウトリーチ基礎」は終了します。
演奏会の企画・運営を一から行うことの難しさを痛感することもありましたが、音楽を通して地域の方々と交流できたことは私たち山大生にとってかけがえのない財産になったと思います。この「芸術アウトリーチ基礎」での経験を生かし、私たち山大生は今後より一層邁進してまいります。
文化創生コース2年 佐藤 美和
山形大学地域教育文化学部文化創生コース及び大学院社会文化創造研究科芸術・スポーツ科学コースでは、東根市公益文化施設まなびあテラス、山形県立図書館の2会場にて卒業・修了研究作品展2025を開催いたします。
まなびあテラスで開催する「積み木」展では、美術系研究室に所属する学部4年生7名と大学院2年生1名が卒業・修了研究として制作した作品を展示いたします。今年度は、月ごとの感覚を配色で表した絵画作品、デジタルペイントや3Dモデリングなどを活用した作品、魔術的要素に焦点をあてた作品など約70点の展示を予定です。また、ご来場いただいた方々が作品についてより深く知っていただけるよう、制作過程に関する解説パネルなどの設置も行います。さらに、2月9日(日)には出展者が作品について解説する「ギャラリートーク」も開催予定です。
まなびあテラス会場での展覧会は『積み木(つみき)』をテーマとしております。「これまで得てきた学びや経験を一つ一つの積み木にたとえ、それらを積み上げて一つの作品という形にする」という思いを込め、作品展のメインビジュアルに反映しています(4年 早水京華が制作)。出展者それぞれの表現や思いが詰め込まれた個性豊かな作品をぜひ会場でご覧ください。
4年 阿部 希々風 制作
4年 石川 小春 制作
4年 高橋 そら 制作
県立図書館会場では、粘土を焼成したテラコッタ作品や石膏による抽象彫刻、木を用いた彫刻作品など、美術系研究室に所属する学部4年生5名が卒業研究作品として制作した彫刻作品5点を展示予定です。
4年 渡部 大翔 制作
4年 結城 康生 制作
【会場情報】
まなびあテラス会場 卒業・修了研究作品展2025「積み木」
日 時:2025年2月8日(土)~2月16日(日)10:00~17:00
※2月10日(月)は休館日
〈ギャラリートーク 2月9日(日)14:00~15:00〉
場 所:東根市公益文化施設 まなびあテラス 市民ギャラリー
〒999-3730 山形県東根市中央南1丁目7-3
入場料:無料
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県立図書館会場 卒業研究作品展2025図書館展示
日 時:2025年1月29日(水)~2月14日(金)9:00~20:00(初日展示は13時半開始。最終日は13時まで) ※2月3日(月)は休館日
場 所:遊学館1階 山形県立図書館
〒990-0041 山形県山形市緑町1-2-36
入場料:無料
本学では、教育活動の活性化及び教員の意欲向上を図ることを目的として教育や学生支援に貢献した教員を表彰しています。
この度、令和6年度山形大学優秀教育者賞の受賞者が小松恒誠講師に決定し、中西正樹学部長から表彰状と副賞が手渡されました。
小松先生は2020年着任以来、「スポーツ教育」をテーマに教育・研究に尽力し、特に課題解決型の教育実践を通し高い専門性を有する教育人材の育成に大きく貢献しています。また、学生への懇切丁寧な指導に対する評価は高く、課外活動においてもラグビー部の学生と山形県ラグビー・フットボール協会とをつなぐことで子ども向けラグビー教室の実現に尽力する等、幅広い活動を行っています。
これらの取り組みにより高い評価を得たことから、選考の結果、優秀教育者賞に相応しいと判断されました。
小松恒誠講師(左)と中西学部長(右)
2024年11月24日(日)に山形大学地域教育文化学部と衛星でつないだ世界最大の科学探査船「ちきゅう」が、まもなく東日本大震災海域掘削調査(IODP Exp. 405)のミッションを全て完了し、12月20日(金)に母港である静岡県清水港へ帰還します!
11月24日(日)の特別講座には約140人が参加しました。会場では子どもから大人の方々からたくさんの質問や応援のお言葉を頂き、現在「ちきゅう」で研究を行っている理学部本山研究室の萩野穣さん(Exp. 405)と、山形会場で進行をつとめた本学部教員の竹林知大先生(「ちきゅう」2022年研究乗船経験; Exp. 386)が分かり易く回答を行いました。
▲ 写真:世界最大探査船の「ちきゅう」の外見。船底から櫓の頂点まで高さが約130メートルあり、霞城セントラルタワー(約116メートル)よりも高い。;Photo credit: Takebayashi T.
皆様から頂きましたメッセージは現在東北沖で活動中の「ちきゅう」に届けております。世界中の研究者たちは皆様の温かい言葉を励みに、最後の研究行程に挑戦していると思います。
▲ 写真:中継時の様子。IODP「ちきゅう」の研究者の皆様。緑色の服の人が山形大学理学部の萩野さん;Photo credit: Takebayashi T.
12月20日(金)には、「ちきゅう:国際深海科学掘削計画(IODP)Exp. 405」の帰還を記念し、全国各地の博物館や科学館、さらにYouTubeおよびニコニコ生放送で中継ライブを公開する予定です。ライブ配信の時間は海上の波浪や天候により決定します。最新情報をご確認ください。
[帰還ライブの情報は下記:JAMSTEC広報サイト]
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/jtrack/#event1
お時間のある方は、ぜひ「ちきゅう」の帰還をご覧いただけると嬉しいです。
東日本大震災の解明に向けて日夜研究に励んできた世界中の研究者たちに、今後とも温かいエールをよろしくお願いいたします。重ねて、皆様のご声援に心より感謝申し上げます。
【地域教育文化学部での過去のアーカイブ記事】
「山形初、世界最大地球探査船「ちきゅう」と山形大学地域教育文化学部が衛星中継教室を開催!」(2024年11月26日公開)
https://www.e.yamagata-u.ac.jp/info/6019135
11月24日(日)山形初、世界最大探査船「ちきゅう」と衛星中継特別講座を予定(先着約200組)
(2024年11月11日公開)
https://www.e.yamagata-u.ac.jp/info/5999102
【IODP Exp. 405の公式サイト】
https://www.jamstec.go.jp/chikyu/j/exp405/
【ちきゅうの出航の様子】
https://www.youtube.com/watch?v=ePOrhx2Ifl8&t=1s
主催:山形大学地域教育文化学部
共催:日本地球掘削科学コンソーシアム, アースサイエンスウィークジャパン実行委員会
協力:国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
静岡市東部生涯学習支援センター(支援管理者:交易財団法人静岡市文化振興財団)
第11回やまがた教員養成シンポジウムを開催します。日程は、12月22日日曜の午後です。場所は、小白川キャンパス(ハイブリッド開催)です。シンポジウムの内容と申込フォームは、こちらのちらしをご覧下さい。中高生や保護者の皆様ほか、たくさんの方のご参加をお待ちしています。