お知らせ

2024-09-20 09:00:00

卒業、修了を迎えられた皆さんへ

 

このたび、卒業、修了を迎え学位を授与された皆さん、卒業ならびに修了、誠におめでとうございます。すべての卒業生・修了生の皆さんに、心よりお祝いを申し上げます。

 

皆さんの多くは、新型コロナウイルスの影響で社会が大きく動揺するなかで、これまでの学生とは全く異なる体験をしながら、山形大学で勉学に励みました。特に博士前期課程を修了される皆さんは、学部時代はオンライン授業を強いられ、大学院に入って対面に切り替わり、2年間という短い期間で成果を出すその努力は並大抵ではなかったと思います。また、博士後期課程を修了される皆さんは、新型コロナウイルスの影響で、論文投稿や国際学会発表も従来通りのスケジュールで進められず、修了要件を満たすためにどのような計画を組むか難儀したことと思います。そのような中でも、皆さんは自分なりに成果を出すために試行錯誤し、自らの研究を極め、本日学位を手にすることができましたことに、心から敬意を表します。そして、皆さんが山形大学を学び舎として選び、見事に目的を達成されたことを、学長として大変うれしく思います。大学が授与する学位記は、皆さんがそれぞれの専門分野において一定の知識や能力、研究業績を修められたことを証明するものであります。そのことにぜひ自信をもって、次の一歩を歩んでいただきたいと思います。

 

さて、皆さんは本日を新たな出発点として、新たな人生のステージに進まれます。これからは、学生時代のように自分の時間を確保することが難しくなると思います。そして、全てが速く進む社会において、時には、短い時間のうちに結果を求められ、悩むことがあるかもしれません。その時は、ぜひ本日手にした学位を取得するために、どのような方法で結果を出してきたかを思い出してみてください。たとえ置かれている状況は違っても、その方法は社会でも通用するかもしれません。大学はもちろん専門を極めるところですが、その専門を極めるために皆さんは、様々な手法を身に着けたと思います。早く結果を出そうと焦らず、一歩下がって違った視点から大学で学んだあらゆる手法を試してみて下さい。きっといい結果が出ることと思います。それでも社会では、時間が優先され、期限内に解決にこぎつけられないこともあるかもしれません。その時は一人で抱え込まず、是非この山形大学を訪ねてください。私をはじめ、研究室の先生や仲間は皆さんと一緒に親身になって考え、きっと的確なアドバイスをしてくれると思います。いつまでも本学は皆さんの味方です。

 

最後に、私から卒業・修了する皆さんにひとつお願いがあります。それは、本日皆さんが学位記を手にできたのは、皆さんの努力だけではなく、たくさんの方の支えがあったからという感謝の気持をいつまでも持ち続けてほしいということです。卒業・修了を目指してお互いに頑張ってきた友人や、皆さんを陰ながら支えてくださったご家族をはじめ、皆さんは他の方との繋がりによる支えで本日卒業・修了を迎えることができました。その繋がりの中で生まれる感謝の気持ちをこれからも持ち続けていただきたいと思います。

 

また、コロナ禍やウクライナでの戦争などで、経済状況が厳しくなるなかで、各同窓会やOB・OGの皆様、そして地域の皆様からは、皆さんの学業支援に向け多大な寄付が寄せられました。このように多くの皆様に支えられて学生生活を送ったことを、心に深くとどめていただくようにお願いします。

 

これから世の中は予測不可能な時代に突入し、世の中が変わるスピードは、これまで以上に早くなると思います。その影響により、我々にはびこる課題は山積すると思います。そのような中でも、本日、卒業・修了を迎える皆さんは、本学で学んだたくさんの知識を活かして、各種課題に果敢に挑戦し、解決してくれることを心から願っております。皆さんの人生の新たなステージへの出発を心からお祝い申し上げ、私からのメッセージといたします。本日は誠におめでとうございます。

 

 

令和6年9月20日 

山形大学長 玉手英利

2024-09-18 13:19:00

山形大学地域教育文化学部では,2017年度より,主に山形交響楽団との連携による地域創生事業として公開レッスンや演奏会等を開催してまいりました。

 

通算13回目となる今回,本学部で学生の指導にあたっているサクソフォンの芳賀大峰とピアノの三輪郁による公開セミナーを開催いたします。

 

スイスのルツェルン音楽大学大学院で学び,とりわけバロック音楽と現代即興音楽の研究と演奏に携わってきた芳賀大峰による,やさしい音色も派手な音色も出すことのできるサクソフォンの魅力を,地域のみなさまにもぜひ味わっていただきたく企画いたしました。

 

曲間にはレクチャートークも行う予定です。

  芳賀大峰4.JPG 三輪先生.JPG

【開催情報】

山形大学 公開セミナー

サクソフォンの多彩なレパートリー

日 時:20241030日(水) 1830開演(1800開場)

会 場:山形大学 文化ホール(小白川キャンパス内)

入場料:無料

主 催:地域教育文化学部

共 催:健康と学びのサポートセンター

出演者:芳賀大峰(サクソフォン) 三輪郁(ピアノ)

プログラム:ダリウス・ミヨー 《スカラムーシュ》,フランソワ・ボルヌ《ファンタジー・ブリランテ》,

クロード・ドビュッシー《ラプソディー》ほか

 

 

 

2024公開セミナーチラシ.jpg

 

▲クリックしてダウンロード 

2024-09-11 11:30:00

7月からスタートした地教コラム「教員と学ぶ」に記事が追加されました。

 

記事作成担当は、大髙茜講師(英語学)です。

 

地教コラム「教員と学ぶ」:https://www.e.yamagata-u.ac.jp/free/chikyou-column

2024-08-22 13:22:00

7月11日(木)、山形大学附属幼稚園にて、本学部文化創生コースの授業「芸術アウトリーチ基礎」の一環でコンサートが行われました。

今年度最初の訪問演奏は園児の皆さんに楽しんでもらえるよう、演奏はもちろん選曲、編曲、仕掛け等に様々な工夫を凝らし、学生一丸となって公演を行いました。

 

華やかな金管三重奏による「さんぽ」から演奏が始まりました。園児の皆さんにとっても馴染み深い曲であるため、始まるや否や、元気な子どもたちの歌声が体育館に響きます。

 

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金管三重奏による「さんぽ」

 

園児の皆さんは、なかなか見る機会のない珍しい楽器に興味津々の様子で、公演後に楽器に近づいてまじまじと眺めてみたり、楽器について質問してくれたりしました。

「ラデツキー行進曲」では園児の皆さんに手拍子で参加してもらいました。強弱の激しい曲なため、音が大きくなるフレーズでは手拍子も盛り上がり、共に一体感を味わうことができました。

 

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ジャンボリミッキーの演奏の様子

 

「ジャンボリミッキー」では曲名を聞いた瞬間から歓声が沸き立ちました。園児の皆さん、演奏者、皆曲が終わるころには笑顔になり、最後を飾るにふさわしい演奏で終わることができました。

 

音楽を専門的に学ぶ学生として赴くからには、音楽を表現する楽しさを伝えたいという気持ちのもと、試行錯誤を重ねて今回の訪問演奏会に挑みました。その甲斐あってか、我々が想像していた以上に園児の皆さんが楽しんでくださいました。観客である子どもたちと距離が近い分、演奏への反応がよくわかり、学生一同大変勉強になりました。

今後も今回の経験を活かし、よりよい演奏ができるよう励んでまいります。

山形大学附属幼稚園の園児の皆さん、先生方、このようなとても有意義な演奏の場をくださり、本当にありがとうございました。

 

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文化創生コース2年生 高橋咲喜

2024-07-30 15:44:00

 7月27日(土),小白川キャンパスにおいてオープンキャンパスを開催しました。

 

 地域教育文化学部では,午前・午後の二部制で「全体説明会」の後「キャンパスツアー&学生・教員との交流会(各コース・分野ごと)」を,また,養護教諭特別別科では,午前のみ「全体説明会」「学生・教員との交流会」を行いました。

 当日は,事前申込された約700人の方を対象に地域教育文化学部・養護教諭特別別科の魅力を紹介させていただきました。現役大学生や教員との交流・構内を巡るキャンパスツアーが,本学での大学生活をイメージするきっかけとなりましたら幸いです。

 来場された皆様,突然の雨に見舞われるアクシデントもありましたが,暑い中足を運んでいただき,ありがとうございました。

 

 当日おいでになれたかった方向けに,本学部のホームページに関連する情報(学部紹介,各コース紹介等)を掲載しておりますのでご覧ください。

 

・全体説明会の様子(地域教育文化学部)

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・交流会の様子(養護教諭特別別科)

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・交流会の様子(地域教育文化学部・美術分野)

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・交流会の様子(地域教育文化学部・児童教育コース)

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・キャンパスツアーの様子(地域教育文化学部・スポーツ分野)

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・展示コーナー(地域教育文化学部・美術分野)

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