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⼭形⼤学卒業・修了研究作品展2024実⾏委員会
令和5年度「第6回学びのフォーラム」を12月3日、9日、17日に開催しました。(主催:大学院教育実践研究科・地域教育文化学部、後援:山形県教育委員会)。
今回のフォーラムでは、これまでに引き続き、「学ぶとはどういうことか」を主題に、高校生・大学生・社会人 の合同でゼミナールを行いました。平成 27 年度から、高校生と大学生を対象とした合同ゼミナールを始めて、 今回9回目になります。今年度は合計115名(高校生44人、大学生24人、社会人47人)の方に参加していただきました。参加した高校は、次の11校でした。東桜学館高校、寒河江高校、山形東高校、山形西高校、山形北高校、長井高校、南陽高校、米沢中央高校、札幌日本大学高校、聖ヨゼフ高校、佐賀清和高校です。一般参加者の中にも、福島、宮城をはじめ、大阪府等、県外からも多くの方々に参加していただきました。
やりとりの中で、本フォーラムの中でつくられた方程式も共有されました。佐伯氏の著書には、「勉強=学び―遊び」という方程式が出てきます。この方程式は現代社会における学び、遊びに対する批判としては成立していても、高校生の学校生活にとっては何ができるか探るには難しいものがあります。その中で見つけ出したのが、移項するという考え方です。「学び=勉強+遊び」。私たち一人ひとりが、真面目心と遊び心を同時に追求することが、よりよく学ぶ一歩になる可能性がある。
それぞれどのような工夫ができたのか。来年度またフォーラムでお会いしましょう。
【高校生】
【大学生】
【社会人】
本学部で開講されている「芸術アウトリーチ基礎」。前回の附属幼稚園にて行われたオペレッタ「山の音楽家」に続き、最終回は12月9日(土)に山形大学文化ホールにて、みなさんにリクエストをいただいた曲でコンサートを行いました。
最初に全員で、水戸黄門のテーマ「ああ人生に涙あり」を演奏し幕を開けました。声楽ソロによる、あいみょんの「愛の花」、トロンボーンソロで秋川雅史の「千の風になって」やクラリネットソロでback numberの「アイラブユー」などを演奏しました。原曲とはまた違う雰囲気の音楽を楽しんでいただけたのではないかと思います。
ボーカルとピアノでスピッツの「スカーレット」、ピアノソロでYUIの「グロリア」、オーボエとピアノできゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」やアンサンブルで「ゆずメドレー」を演奏しました。口ずさみながら聴いていただき、会場にいる全員で一緒に楽しむことができました。

最後は、「若人の歌」「フレア」の2曲を合唱しました。リズムに乗って楽しそうに聴いてくださり、出演者一同本当に楽しく歌わせていただきました。
アンコールのお声かけもしていただき、会場にいる全員でSMAPの「世界に一つだけの花」を合唱しました。体を揺らしながら歌ってくださったり、踊りながら歌ってくださったりと、とても楽しく音楽で触れ合うことができました。

最後に、コロナ禍が開け、久しぶりに対面の形で演奏会ができたこと、心から喜びを感じております。なかなか演奏の感想を直接いただく機会がない中で、たくさんの嬉しい言葉をいただき、これからの励みになりました。演奏を聴いてくださった皆様、ここまでたくさんの準備をしていただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。今回、ありがたく頂戴したお言葉を大切に、これからもより良い音楽をつくり上げていけるよう、日々努力してまいります。
そして、4公演を通して、たくさんの皆様に感謝申し上げます。
11月29日(水)午後に小白川キャンパス炊き出し活動を開催しました。これは今年度から新規開講したフィールドプロジェクトE5まちづくりと防災の授業(担当教員:小酒井貴晴、熊谷誠、石垣和恵)の学習成果発表の第二段です。事前参加申込約30名、当日参加者が40名を超え、受講学生17名を合わせて100食余りの芋煮汁を振舞うことができました。多くの方々のご理解、ご支援を得て盛会に終えることができました。
今回の炊き出し活動は、受講生に加えて、本学で学ぶ短期・長期の外国人留学生と共に芋煮汁の炊き出し調理や試食を地域住民と交流しながら行うことで、留学生の日本における災害と災害時の生活についての理解をはかり防災意識を高めてもらうこと、本学小白川キャンパス内避難所開設を想定した炊き出し訓練を行うことで、本学学生の被災時ボランティア活動への理解を促進することをねらいとして企画しました。
留学生の皆さんから参加していただけるように、やさしい日本語版チラシ、中国語版、韓国語版、英語版の芋煮レシピ、やさしい日本語版の防災リーフレットを作成して、本学日本語教育担当の先生方と留学支援担当から広報をしていただいたおかげで、たくさんの留学生からご参加いただけました。被災時の避難所では多様な人々が一緒に生活することになることを想定し、牛肉を使った村山風芋煮汁は宗教上の理由で食べられない方のため、ハラル認証鶏肉と醤油を使った芋煮も用意しました。また、9月の自治会避難訓練などで協力関係にあった小白川町二区南自治会の役員の皆様や、学部を超えた一般学生、教職員からも大勢参加いただきました。
設備は、小白川キャンパス所有の炊き出しカマド一式をお借りし、設営には施設担当職員のご協力をいただきました。ご支援、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
児童教育コースで特別支援学校教諭免許状の取得を目指す学生が山形県立山形聾学校の子ども達と一緒に作品制作の交流学習を行いました。子ども達と一緒に制作できる様々な作品を学生が考え,材料を準備し,ワークショップ形式で実施しました。活動は全部で4回,聾学校の教室をお借りしました。活動には,幼稚部から専攻科まで多くの在校生が参加してくださり,作品制作を通した交流を楽しむことができました。
制作した作品の一部は,10月21日,22日に実施された八峰祭にて学生が販売し,来てくださった方々に今回の交流活動について紹介をしました。とても多くの方々に興味を持っていただくことができました。